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Webライティング検定の受験を決めた時に、「Webライティング」の理解を深めるために読んでみました。
単純に言葉を書くということだけでなく、SEOなども考慮しなくてはなりません。
せっかく書いた文章がWebサイトの財産であるしっかりとした「コンテンツ」になるように、細かな知識やテクニックなどを分かりやすく60のレッスン方式で紹介された本でした。
【発売日】2015年11月27日
【著者】宮嵜 幸志、中島 健治、石村 浩延 著
【出版社】SBクリエイティブ
【仕様】A5/2色 (248ページ)
【定価】1,998円 (本体1,850円)
目次
- Chapter1 検索上位を目指すために必要な知識
- Chapter2 目的に合わせたWebサイトの企画
- Chapter3 目的別の執筆テクニック
- Chapter4 コンテンツの質を高める編集テクニック
- Chapter5 Webサイト構成の最適化を行う
- Chapter6 SEO効果を測定する
こんな人にオススメ
- Webサイトの更新・管理を任せられた人
- 販売やプロモーション用のWebサイトの制作を行う人
- Webサイトへの訪問者数が増えずに悩んでいる人
- 「お問い合わせ数を増やしたい」「商品やサービスを販売したい」「会社やサービスの認知度を上げたい」人
- パソコンやWebのことはよくわからないけど、サイトを作って企業やお店を紹介したい人
SB Creative「入門SEOに効くWebライティング」より抜粋
読みやすい「レッスン単位」の構成

60のレッスンということで、1つ1つのレッスン単位で完結するように書かれています。
そのため、興味ある項目を拾い読みすることができます。
タイトルにある「入門」だけあって、「SEO」をイチから説明されているので、ある程度Webの知識がある人はChapter1は読み飛ばしできるでしょう。
レッスン単位で完結されていのでサラリと読めて、忙しい人にもやさしい構成だと思いました。
本書の内容と見どころ
Chapter1は基本的なWebの説明。検索エンジンの仕組みなどを解説されています。「入門」的な内容です。
Chapter2はコンテンツを企画するために、キーワード調査などをし、コンテンツの方向性などを決めることについて書かれています。
Chapter3からライティングについての説明が本格的になってきます。ライティングのテクニックが解説されています。
Webならではの文章の書き方を例文を見ながらじっくり考えていくと、かなり深い内容になっています。
消費者行動の「AIDMA」が執筆テクニックになるとは考えもしませんでした!!
本書の一番の見どころは「Chapter3」「Chapter4」だと思います。
Chapter4は、ライティングした文章をチェックする方法についてです。
誤字脱字や読みやすさなど、見直しする項目について解説されています。
Webライティングに慣れるまで、何度か繰り返して読んでおきたい部分です。
Chapter5は、Webサイトの構成について書かれています。
新規でサイトを作る場合・リニューアル時に見直したい階層構造やスマホ対応について、かるく説明されています。
Web初心者向けな内容です。
Chapter6は、効果をアクセス解析ツール(Googleアナリティクス)を使って見ていくという内容です。
アクセス解析をしていない人がGoogleアナリティクスを初めて見るのに、どこを見たら良いのか等を説明されています。
感想など
Webサイトを制作する時に、いろいろと調査をして「戦略」を考えます。
その「戦略」を活かすための文章の書き方があることが、本書を読んでわかりました。
「Chapter3」「Chapter4」の部分はしっかり読んで、意識して文章を書いていきたいと思っています。
入門という位置づけの本なので、1つ1つがサラリと簡潔に書かれています。
この本の次に「中級」・「上級」向けの情報が欲しいなと思いました。
またこれからも「Webライティング」関連の本を読んで、ここで紹介していきます。
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