どんなご商売も、お客さまが来ないと成り立ちません。
このお客さまを呼び込む「集客」は、なかなか悩ましい問題でもあります。
とてもわかりやすく基本的な「集客」の方法を知っているだけで、不要な苦労はせずにスムーズにお客さまを集めることができます。それも、自分から売り込むことなく!
本書で、「集客の本質」を見ていきましょう。
この本の特徴・印象
- 【出版社】 ぱる出版
- 【発売日】 2020年7月20日
- 【単行本】 240ページ
- 第1章・集客できない人がやっているNG行動
- 第2章・成功する人は集客を「4ステップ」に分解している
- 第3章・どうすれば「見込み客」と出会えるのか
- 第4章・「あなたから買いたい」と言われる関係はこう作る
- 第5章・売り込まないセールス
- 第6章・集客を楽しむ
「起業1年目の教科書」の著者が、ひとりで自分のビジネス・サービスをしている人に、わかりやすく「集客」の極意を伝える内容です。
【集客の4ステップ】を意識していれば・・・。
どんなに新しいツールが流行っても、どんな状況でも、ビジネスは成功するそうです。
つまり、どんな商売でも、「集客の本質」を知れば大丈夫だということ。
ビジネスに必須なことなので、ご商売をされているどんな方にもオススメしたい本です。
この本の感想

「ゼロストレス」で集客するには、以下の7つをまず知っておくことです。
- 集客は与えるプロセス
- 「出会う」ことが集客のはじまり
- 「何を買うか」ではなく、「誰から買うか」
- お客様の役に立ちたいという思いが売上の根元
- 集客とは喜びや感謝をゼロから生み出す仕事
- 「売上」は「自分の価値」とは関係ない
- 自分との出会いで人生が変わる人がいる
・・・ということを知っておくことです。
また、集客には4つのステップがあるそうです。
- 出会う
- 仲良くなる
- 検討する
- 買う
このステップを踏んで、人はモノやサービスにお金を払うのです。
知らない人から、いきなり何もなく「4.買う」にはなりません。
売れる人は、「出会い」を作っているということ。
その「出会い」は、現在はWebやSNSといったものを使うことで自然にできている場合もあります。
・・・まさに、私はココがお仕事になっているワケですが。
「出会いの数」=「売上の安定」なんだそうです。
・・・ということは、偶然に頼らずに自分でコントロールできるようになることが大事。
「仲良くなる」ためには、まず「与えること」。
例えば、お客さまにとって有益な情報を伝える、お試しを提供してみる・・・などあります。
以前、私が勤めていたところに来た飛び込みのイケてないセールスの人は・・・。
「買ってくれたら、踊ります!」と言う人がいました。(狭い職場なのに)
・・・そんなの求めてない!ってことで即断りました。
またあるときの職場に来たセールスの人は、お弁当屋さん。
試食と出された容器がとても汚く、おかずも今ひとつ美味しそうに見えない・・・。
食べ物なので、やはり不安なものは口に入れたくないので、即お断りしました。
「与える」と言っても、お客さまに喜んでもらえる質が高い内容でないと、逆に仲良くどころか二度と会えなくなります。
お客さまの感情が良くなれば、「与えた」ということになること。
・・・ということは、お客さまが「喜んでもらえる」ことが「与える」ということになること。
また、他の人や団体とコラボすることで、自然に集客になる場合があります。
お客さまにとって有益な動線を作れると、これは自動で集客される仕組みに繋がるというには、目から鱗でした!

お客さまの視点に立って見ることで、信用や信頼に繋がります。
お客さまの不安を解消し、「買わない理由」を潰すのも大事です。
お客さまの問題を整理してあげたり、解決してあげることができるなら、お客さまの方から「選んで」もらえます。
本書は「集客」と言いながら、積極的に自ら売り込みをするのではなく、出会った人を大切にし、仲良くなって信頼関係を築くことで、自然に相手から「あなたから買いたい」と言わせるという流れを作るということ。
信頼関係はすぐにできるものではないので、日頃から関係を築いてフォローしておくことで紹介も受けやすくなります。
お客さまの中に感動を残すことで、ずっと継続した関係を維持できます。
それは商売を越えたものがあると、私には感じました。
社会貢献とか、愛とか・・・。
多分そんな深いものがお客さまに伝わるからこそ、「あなたから買いたい」と思ってもらえるんだと。
この「集客の仕組み」は、心のゆとりを持ち、焦らずじっくり継続することで成立するのだと思いました。
だからこそ、どんな時代にでも通用する長く安定した「集客術」なのでしょう。
この本を読んで、常日頃のお客さまとのどこまで関係が築けていて、どれだけお客さまの視点に立って見て、フォローができているのか・・・。
とても考えさせられました。
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