【人生を豊かにする本】インド式「グルノート」の秘密

人生のどん底にいた著者が、さまざまな場所で活躍するリーダーを指導している「グル(指導者)」がインドの奥地にいるという噂を聞き、藁にもすがる思いで会いに行きます。

本書は、このグル(指導者)から著者が学び、さらにその知恵を誰もが実践しやすいような仕組みとした人生を変える「グルノート」の秘密を本書で解説されています。⁡

毎日忙しくしている現代人。
ほんのわずかな時間でも立ち止まり自分の内面を見つめる時間が大事だということを教えてくれる1冊です。

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この本の特徴・印象

人生がうまくいかないと思っている人も、叶えたい夢がある人もオススメの本です。

この本の感想

本書では、「人生がうまくいかないのは、動き続けているから」だといいます。

動きを止め、自分に向かう時間・・・。
早朝の自分が落ち着くパーソナルスペースで、ノートに書くことで瞑想になるというのが「グルノート」。

書くことで嫌な考えを頭の中に残さず、書き出したものを目で見ることによって、客観的に冷静に見ることができます。⁡

書くことが「瞑想」になるのだそうです。

【グルノートの作り方】⁡
⁡
ページを4分割して⁡以下の領域を作ります。そこに以下の内容を記入します。

【チッタ】⁡(ページの右上)

悩みや苦しみ、自分にとってネガティブなこと、気になっていることを思うままに書き出す⁡

⁡

【ディバイン】⁡(ページの右下)

悩みや苦しみがなくなった状態の理想。⁡

その日一日をどのように過ごしたいか理想を書き出す⁡

⁡

【ディクシャ】⁡⁡(ページの左上)

理想がかなったときの感情を書く⁡

内側の才能や情熱を目覚めさせます⁡

⁡

【スワルマ】⁡⁡(ページの左下)

理想をかなえるための行動、できることを書き出す⁡

インド式「グルノート」の秘密より一部抜粋

最近、他でも手帳術の書籍などを購入しており、自分と向き合う時間を意図的にとりたいと思っていました。
そこには、「スワルマ」の内容ばかり書いていました。

ポジティブな内容だけでなく、ネガティブな感情を吐き出すことも本書では意味のあることとして書かれていました。
それは、頭の中にあるあらゆる思考を手放す作業なのでしょう。

何を書くかよりも、自分とつながる習慣を持つことが大切。⁡
⁡
最高の癒しは、気付きと成長です。⁡
願いは、執着を捨てて忘れたときにかなえられます。

また、奇跡を起こすポイントとしては以下があるようです。

1.美しい意図や状態からスタート⁡

2.自分で何を望んでいるのか明確にする⁡

3.内側のエネルギーを充実させておく⁡

4.願いを書いたり話したりして、表現する⁡

5.時間をおく⁡

6.願いを受けとる⁡

インド式「グルノート」の秘密より一部抜粋

自分のマインド以上のことが起こるそうなので、時間をかけてじっくり待つことも必要そうです。

まずは「グルノート」を活用することで、立ち止まる時間を確保し、ゆっくりと自分の中にある感情や思考を吐き出しながら現状を確認したり受け止めることをします。

自分に向き合う時間を持つことで、落ち着きを取り戻し、本当に必要なものが何なのかをしっかりと認識することができます。

ここのところ手帳術に興味を持ち、私のこれからの展開をじっくりと考える時間をとりたいと思っていましたので、この機会に「グルノート」の内容を加味して、向き合う時間を定期的に持つつもりです。

本書はとても読みやすく、1日でサクッと読み終わりました。

人生がうまくいかないと言う人も、
これから豊かな人生を創っていきたいと言う人にも、オススメしたい1冊でした。

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