自分でビジネスを立ち上げたいと思ったとき。
今の時代、ネット上に何らかの情報を出すと思います。
ITが苦手だから・・・と及び腰になっているのは、とても勿体無いことです。
それは、ある意味食わず嫌いと同じ。それに関して知識・経験がないから怖いということがあると思います。
今回オススメする本は、専門知識を持たない方が「ホームページ」に関する知識を理解しやすいように、1項目2ページで図解もたくさんされながら噛み砕いて解説してくれるものです。
この本の特徴・印象
今回ご紹介する本は技術的な内容の本ではなく、ホームページに関する基礎的な知識を解説したものです。
- 【著者】芝田弘美
- 【出版社】自由国民社
- 【発売日】2022年12月6日
- 【単行本】224ページ
この本の感想
今回ご紹介する本は、パッと見た目わかりやすく難しいことは書いていないのですが、意外と深いところまで網羅されています。
いきなりホームページを作るのではなく、しっかりとした基礎知識を持つことで、ちゃんと集客することができるWebサイトにすることができます。制作会社に依頼して作る場合も、こうした知識がないとあとで困ることもあります。
本書に書かれている大まかな内容は
- ホームページ集客の基礎知識
- ホームページを作るときに必要な知識
- ホームページを運用するときに必要な知識
- ホームページのリニューアルに関すること
ホームページがどんな役割を担ってくれるのかがわかると、見る目が恐らく変わると思います。
そして、自分で管理・運営するためにCMS(おもにWordPress)を本書では勧められています。
WordPresは利用者が多いので情報が多く、困ったときのヘルプを出しやすいということや、自分で更新しやすいところです。
また、制作会社に全てをお任せした場合、制作会社が倒産した場合のリスクを挙げられています。
実際、私がお世話になっている制作会社から依頼された調査案件にそういう事例がありました。
「集客」という点では、検索されることについても考える必要があります。
「SEO対策」の本質も解説されています。
Googleが掲げる10の真実
「Google が掲げる 10 の事実」より一部抜粋
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより早いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
Googleの方針を知ることで、検索の上位になるためには何が必要なのかを理解することができます。
タイトルの付け方も、コンテンツの中身に関しても、意識してみるとグッと違うものになるでしょう。
また「キーワードツール」には「ラッコキーワード」を取り上げられています。
これはプロも活用しているツールなので、こうしたものを活用されるとかなり本格的な記事作りになります。
掲載すべき記事や、どういった内容のページを作ると良いのか。
また共感されるプロフィールに作り方といったものまで、本書にあるのでかなり参考になるかと思います。
コラムの中には、かなり本格的なことが書かれています。
それはホームページ業者さんと付き合う中で飛び出す専門用語。
CVR(Conversion Rate)
コンバージョン率のこと。訪問者が「成約」したと思える行動を起こした率。
【計算式】CVR=コンバージョン数÷セッション数×100(%)
CTR(CLick Through Rate)
クリック率のこと。主にネット広告で使われる。広告表示回数に対して、どのくらいクリックされたのかの割合。
【計算式】CTR=クリック数÷広告表示回数×100(%)
CPM(Cost Per Mille)
ネット広告が1000回表示されるごとに発注する費用のこと。1000回表示されるのにかかる広告単価が計算される。
【計算式】CPM=広告費用÷広告表示回数×1000
簡単にわかりやすく見やすいので内容に対して難しく感じませんが、意外と内容が濃い本。
本書の内容が全て理解できているなら、きっとある程度上級者の方だと思います。
「情報発信」の基礎講座を開催します!
今回ご紹介した本の内容以外に、ホームページやブログ・SNSを運営するために必要な知識をグッと濃縮した3日間の講座を開催します。
制作の技術的な講座ではないので、座学+ワークという形式で実施いたします。
オンライン個別相談90分(1回)がついているので、質問や個別に聞きたいことなどをお受けすることができます。
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Amazon・楽天でこの本をご覧いただきたい方は、以下のリンクから移動してみてください。
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