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初級ウェブ解析士の勉強をしていた頃に、読んでいた本を紹介します。
初めてWebサイトを作る人、Webマーケティングをこれから勉強したい方にオススメな内容です。
知識はないけれどこれからホームページを自身で制作したいと思われている方も、制作前に一読しておいた方が良いかもしれません。
【発売日】2012/3/22
【著者】高畑哲平 著
【出版社】中央経済社
【仕様】単行本 216ページ
【定価】本体1,800円+税
【Webマーケティング思考トレーニングの目次】
第1章 Webを検討しよう
1-1 知恵と度胸で企業は成長する
1-2 Webサイトを作る前に
1-3 実際の企業で4Pの考え方を知る
1-4 あなたの4Pを書いてみよう
1-5 Webサイトの成功に特別な知識は必要ない
第2章 Webを準備しよう
2-1 Webサイトの失敗は自己中心的な発想から始まる
2-2 オーディオを売るためのWebサイトの検証
2-3 Webサイトは2人以上で作る
2-4 作成したサンプルWebサイトの検証
第3章 Webを展開しよう
3-1 Webサイトは販売チャネルとして考える
3-2 当社が行った事例
3-3 検索エンジンでトップに表示したい?
3-4 Googleキーワードツールで検索ボリュームを見る
3-5 口コミはプロモーションの理想型
3-6 Webサイトは商品力を±ゼロで表現するもの
3-7 Webサイトの見えない不安を取り除く
3-8 「目線」で考える
第4章 Webを管理しよう
4-1 視覚効果に大事な要素「写真」
4-2「見出し」で考える
4-3 Webサイトの運営がうまくいかない方へ
4-4 ソーシャルメディアはどう考えればよいか
4-5 メールマガジンは一昔前のツールではない
もう数年前に発売された本ですが・・・。
最近ちょっとマーケティングでよく出てくる「3C」や「4P」について考えていた時に、この本のことを思い出しました。
私が初めて「4P」という言葉を覚えたのは、この本からでした。
ちなみに・・・。
「3C」とは、自社の戦略など考えるために分析をする時に使います。
3つの「C」・・・お客様(customer)、自社(company)、競合(competitor)の関係です。
そして「4P」。
多少言い回しは変わりますが・・・4つの「P」を本書では、商品力(Product)、価格(Price)、販売チャンネル(Place)、プロモーション(Promotion)として説明しています。
4つの「P」のバランスを見て、施策を検討します。
ちなみにWebは販売チャンネル(Place)に入ります。
こういうことを知ると、単純にWebサイトを制作する・ホームページを作るってことは、何も考えずに作れるものではないということが分かります。
その事業を成功に導くには、全体を見通して施策を考えることだと気が付きます。
そしてそれは、Webだけで完結しないということも分かります。
それまで「マーケティング」というものに縁がなく、制作する知識だけ学んでいた私でしたが、この本を読むようになって強く「Webマーケティング」「ウェブ解析」に関心を持つようになりました。
「Webマーケティング」の入門には、ちょうど良い本だと思います。
もちろん、これから初めてホームページを制作される方にもぜひオススメです!
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