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何気なく使っている言葉。実は意味を間違って使っていたりします。
企業のWebサイトや仕事として書いているブログで、間違った言葉を使うとさすがに信用を失いかねません。
最近「webライター検定」に興味あって、ちょっと見ていたら・・・間違えそうな日本語がかなりあったので抜粋してみました。
間違いやすい言葉
- 小春
- 旧暦10月(新暦10月下旬~12月上旬)
初冬の穏やかで暖かい春に似た日和が続くころ - 気の置けない
- 親しくて気の遣う必要のない
- 的を射る
- うまく目標に当てる。転じて、うまく要点をつかむ。(例:的を射た批評)
※注)的を「得る」ではない - 馬子にも衣裳
- つまらぬ者でも外形を飾るとりっぱに見えることのたとえ
※「孫」ではない - 順風満帆
- 順風を帆いっぱいに受けて船が快く進むこと。転じて、物事が順調に進行すること
- 汚名返上
- 新たな成果を挙げて、悪い評判をしりぞけること
- 名誉挽回
- 一度傷ついた名誉を取り戻すこと。名誉回復
- お仕着せ
- 上から一方的にあてがわれたもの「例:お仕着せの制服」型どおりのもの「例:お仕着せの祝辞」
※「押し着せ」ではない - とんでもないことでございます
- 「とんでもございません」ではない
- 取りつく島
- 「例:取りつく島もない」頼りにするところが何もない。何かを頼んだり相談しようとしても、相手の態度が冷たくて、きっかけがつかめないことのたとえ
※取りつく「暇」ではない - 役不足
- 割り当てられた役に不満を抱くこと。力量に比べて役目が不相応に軽いこと、またそのさま
- 力不足
- 与えられた役目を果たすだけの力量がないこと
- 濡れ手に粟
- 濡れた手で粟をつかめば粟粒がたくさんついてくるように、ほねをおらずに多くの利益をやすやすと金もうけをすること
※濡れ手に「泡」ではない - やむを得ない
- 止むを得ない。そうするよりほかに方法がない。しかたがない
※やむを「終えない」・やむ「負えない」ではない - 敷居が高い
- 不義理や面目のないことがあって、その家へ行きにくい
「ハードルが高い」の意味ではない - 蛙の子は蛙
- 子供はたいてい親に似るものだ。また,凡人の子はやはり凡人になる,の意とも。
- 枯れ木も山の賑い
- 枯れ木でも山に趣を添える。つまらぬものでも無いよりはましであるという意。
- 溺れる者は藁をもつかむ
- 困っているときや、あぶないときには、たよりにならないものでも 必死にすがりつこうとすること
- 他山の石
- よその山から出た粗悪な石も自分の玉を磨くのに利用できるの意から,他人のつまらぬ言行も自分の人格を育てる助けとなりうることのたとえ。
- 引導を渡す
- 葬儀の時、僧が死者に迷いを去り悟りを開くよう説き聞かせる。
最終的な宣告をしてあきらめさせる。 「今後一切面倒をみないと-・す」 - 一姫二太郎
- 子供は、「最初が女の子で次に男の子が生まれるのが理想的だ」の意。〔「子供は女の子ひとり、男の子ふたりが良い」は誤り〕
- 情けは人のためならず
- 「情けは、相手の幸福を目的としてかけるものではなく、巡り巡って自分の幸福につながるものだから、かけておいた方がよい」ということ。
- 押取り刀/押っ取り刀(オットリガタナ)
- 急な出来事で、刀を腰に差す暇もなく、手に持ったままであること。急いで駆けつけることの形容に用いる。「押っ取り刀で駆けつける」
- 須く(スベカラク)
- 漢語の「必須」などの「須」の字の訓読のために「すべし」のク語法から作られた。
「須」の古典中国語としての意味は前置詞で、意味は「need to」、「する必要がある」。
そこから一般化した日本語としては、当然、妥当、必要、義務、の意で使われ、通常は述語もまた義務や命令の意味の言葉(「べし」など)で受ける。
「例:友と交わるには、 すべからく三分の侠気を帯ぶべし」しかし義務の意を含まない文に応用されて近年、「必然的に」「当然のように」「そうあるべきこととして」という意味用法が派生した。
- なおざり
- 「なおざり」は、注意深くないことであり、自分では意識せずにおろそかな結果になってしまう言動にも用いる。
- おざなり
- 当座の間に合わせの意味であり、自分で意識的にいいかげんな言動をしてその場を逃れようとすること。
ことわざ慣用句
- 一矢を報いる
- 相手の攻撃に反論や反撃を加えて,わずかでも仕返しをする。
- 好事魔多し
- 《「琵琶記」幾言諫父から》よいことにはじゃまが入りやすい。
[補説]「好事、魔、多し」と区切る。 - 馬脚を露わす(バキャクヲアラワス)
- 隠していたことがあらわれる。化けの皮がはがれる。しっぽを出す。
[補説]「馬脚を現す」とも書く。「尻尾を出す」との混同で、「馬脚を出す」とするのは誤り。 - 味噌をつける
- 失敗して評判を落とす。面目を失う。
- 後塵を拝す
- 地位・権勢のある人をうらやましく思う。
すぐれた人物につき従う。
他人に先んじられる。人の下風に立つ。 - 伝家の宝刀
- 家に代々伝わる大切な刀。転じて、いよいよという場合にのみ使用するもの。切り札。「―を抜く」
- 馬齢を重ねる
- これといったこともせずに、いたずらに年を重ねる。年を取ることを謙遜(けんそん)していう語。
- 鼎の軽重を問う(カナエノケイチョウヲトウ)
- 〔「左氏伝宣公三年」より。晋の景公を破って心のおごった楚の荘王が、無礼にも周の宝器たる九鼎の大小・軽重を問うた故事による〕
統治者を軽んじ、これを滅ぼして天下を取ろうとする。人の実力を疑って、その地位をくつがえそうとする。また、人の能力を疑う。 - 砂上の楼閣
- 基礎がしっかりしていないために崩れやすい物事のたとえ。
実現または永続不可能な物事のたとえ。空中楼閣。 - 諸刃の剣
- 相手にも打撃を与えるが、こちらもそれと同じくらいの打撃を受けるおそれがあることのたとえ。また、大きな効果や良い結果をもたらす可能性をもつ反面、多大な危険性をも併せもつことのたとえ。両刃の剣。
- 春秋に富む
- 若くて、将来が希望に満ちている。 「 - ・む青年」
四字熟語
[季] 冬。
風雅な趣を楽しむこと。風流韻事。風流。
全部、正しく言葉の意味を理解して使えていましたか?
私は、間違って反対の意味にとっていた言葉や、漢字を正しく覚えていないものがありました。。。日本語って、難しいですね!!
知らない言葉が多すぎてビックリしました。。。
※一般社団法人日本WEBライティング協会「webライター検定」公式テキストより抜粋しました
言葉の意味は「コトバンク」「Hatena Keyword」「goo辞書」「ことばライブラリー」に掲載されていたものを引用しました