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アクセス解析「直帰率」を考えてみる。

この記事は約 6 分で読めます。

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サイト運営をしていると、様々なアクセス解析ツールの画面を見ることがあると思います。
ページ改善をする際に
その中で出てくる言葉「直帰率」について、今日は考えてみたいと思います。


「直帰率」とは?

「直帰率」という言葉の意味を確認してみます。

直帰率は、1 ページのみを閲覧してサイトを離脱した訪問の割合です。
直帰率はさまざまな要因によって決まります。たとえば、サイトのデザインや操作性に問題があると、ユーザーは最初のページを見ただけでサイトから離脱することもあります。また、最初のページで目的の情報を確認し、他のページには関心がないユーザーの場合でも、そのページを閲覧しただけでサイトを離脱することがあります。
Google Analyticsヘルプページ」より抜粋

他のページに行かないまま、最初に来たそのページでサイトを閉じちゃった・・・ってことですね。

アクセス解析ツールで「直帰率」を見てみる

まずは、Googleアナリティクスの画面を見てみます。
Google Analyticsの画面
これは私の個人ブログをGoogleアナリティクスの画面で見てみました。
サイト全体の閲覧開始数に対して、直帰された訪問の割合なのですが・・・赤枠の中の直帰率かなり高いですね。。。


計算式としては、「サイト全体の直帰率 = 直帰した訪問数 ÷ 閲覧開始数 × 100」となります。
※「直帰した訪問数」は、Googleアナリティクスのレポート内では出てこないです。


では、もっと詳しく見てみたいと思います。
行動>サイトコンテンツ>すべてのページの画面です。
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ページごとの数値が一覧で見ることができます。
同じサイトでも、直帰率が高いページとそうでもないページがあることが分かります。


目安の直帰率は、ある講座では60%以下とありました。またある本では30~40%位と書かれていたものもありました。
しかし、それはサイトの目的・ページの役割によって違いもあるので、目安の数値には拘らなくても良いと思います。
またブログは、比較的直帰率が高めになるそうです。


大手のサイトの結果ですが、以下のような情報もありました。
対象の業種や、規模、アクセス解析ツールの違いなどあるので、どこまで参考になるかは分かりませんが・・・。

33の業界別、集客関連KPI(平均直帰率/平均検索流入(SEO+PPC)割合/平均ソーシャル流入割合/訪問あたりPV数など)まとめ|GinzaMetrics


サイトの目的・ページの役割を考えてみる

サイトの目的(商品を売りたい、お店やブランドを知ってもらいたい、実際の問題を解決するためのヘルプサイトなど)様々あると思います。


「商品を売りたい」とした場合なら商品の説明ページから、ショッピングカートまで複数のページに遷移するようになります。
その中の商品の購入のための最後のページ(ショッピングカート)なら、直帰率が高くなってもおかしくありません。
実際の問題を解決するためのヘルプサイトの場合も、複数のページに遷移されるということは最初のページで問題が解決できなかった可能性があります。


・・・なので、直帰率が高い=悪いページという判断はできないのですが、たくさん読んでもらいたいページの場合は直帰率が高いと問題になります。
問題のページは、改善が必要になってきます!

直帰率が高くなる理由

私なりに直帰率が高くなる理由を考えてみました。

  1. 他のページに遷移するボタンなどが分かりにくかった。
  2. 思っていたページと実際が違っていた
  3. アクセス解析ツールのタグを貼り忘れたページがある
  4. 後で読もうとお気に入りやブックマークして、ページを閉じた
  5. 1ページだけで満足して、ページを閉じた
  6. コンテンツが読みにくい。分かりにくい。。。

1)デザインに問題アリ?!
2)サイト検索のキーワードや、リンク元のページと、実際のコンテンツ内容に食い違いがあった?
3)単純なミスですね。タグを貼れば解決?
4)リピーターの離脱率が高くなかったら、大丈夫??
5)滞在時間が長かったら、じっくり読んでもらえたかも?また訪問してもらえるといいなぁ。
6)5番目の反対。コンテンツ内容、見直しですね!!

ページを改善するには?

まずどこから改善したら良いんだろう?ってことで・・・。
重要な役割のあるページ(商品を購入してもらうならその遷移に必要なページ)とか、訪問者の多いページで、直帰率が高いページから着手します。
直帰率が低いページや改善の難易度が高めなので・・・。


直帰率が高いページと低いページを見比べて、違いなど見つけます。
もしかしたら、そこに解決のヒントがあるかもしれません。

改善してみる

複数のアクセス解析ツールを使ってみると多少数値は違っていますが、様々な画面や数値を組み合わせてみて、訪問者像を推測してみています。


最初に表示していたGoogle Analyticsの画面のサイトは、私の個人ブログです。
Webサイトの制作中に見つけたり、試してみた技術的(?)な情報をメモとして書いています。
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【Web雑記帳。】http://motoshige.net/blog/


アクセス解析ツールを見ていてイメージできるのは、Web制作会社で制作に携わっている方やWeb運営担当の方など、平日の勤務中に閲覧されているのだろうなと感じています。
訪問者の8割程が検索サイトから来ています。
・・・ってことで、仕事中に何か困ったことなどあって、解決するために検索しているという状況が見えます。


この状況下で直帰率が高い・・・。
自分なりに、問題点を考えてみました。

  • タイトルを見て開いてみたけれど、実際は望んだ内容ではなかった
  • 他の記事があるのに、気が付かれなかった
  • ページの上部を見て、望んだ内容が書かれていないと思った
  • コンテンツが読みにくかった
  • 表示が遅くて諦めた

只今、改善中・・・。

上記で自分なりに推測して、問題を洗い出してみました。
そこで少しずつ、改善をしています。
現在している改善策は、以下の通りです。

  1. サーバー移転、画像やhtml・css、.htaccessに記述することで、表示速度が速くなるように工夫してみた
  2. 似たようなテーマの情報を書いている記事をグルーピングし、「関連かもしれない記事」として表示するようにしてみた
  3. 過去記事の見直し。少しずつ古くなった記事を書き直しています。リンク切れなどもある場合もあるので、修正しています

また更新頻度がそこそこあると、検索からアクセスが増えてきます。
更新が止まると、アクセス数もしっかり減ります。。。
アクセスが増えたところで、一緒に関連記事で過去記事を紹介するのも得策かなぁと思っています。


改善はすぐに結果が出れば良いのですが・・・恐らく時間がかかると思うので、忘れたころに結果などを書いていきたいと思います。

ABOUT ME
Resound Web Lab
Resound Web Lab 代表。 福岡県北九州市で、Web制作サポート・運営指導、女性の起業支援、カウンセリングをしています。 お客さま「らしさ」を引き出し、人とひと・人とモノを繋げていきます。 このサイトでは、Webの技術的な情報や、ご自身で情報発信をされる方に向けて、記事を更新しています。