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マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!【読書メモ】

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Web担当者Forum発の人気漫画「Webマーケッター瞳」の改訂版書籍が、2017年2月に出版されました。

マンガ~解説の流れで、Webマーケティングの基礎を理解していけるので、マーケティングをこれから学びたい人にもオススメな書籍です。

実は、いつもWeb担当者Forumで読んでいたのですが、ある時読者プレゼントとして登場したのでした。即応募したら・・・。
・・・見事当選?!ラッキー!!ってことで。

マンガでさらっと読んでいたところを、書籍でじっくり読むことで、すごく勉強になる本だと思ったので、こちらにメモします。


【発売日】2017年2月17日
【著者】村上佳代 著, ソウ(イラスト)・星井博文
【出版社】インプレス
【仕様】単行本(ソフトカバー) 296ページ
【定価】1,800円+税

面白さと読みやすさはそのままに最新の内容にアップデート

Web担当者Forumの人気漫画コンテンツ「Webマーケッター瞳」。2011年に書籍化されてから5年以上がたちました。

マンガとストーリーに沿った丁寧な説明でWebマーケの本質をわかりやすく解説
企業のマーケティング担当者のみならず、ウェブにかかわるすべての人々が楽しみながら学べる入門書
という初版からの特長はそのままに、内容を最新のデジタルマーケティングに対応させて、現場で役立つノウハウをさらに盛り込んだ改訂版が登場です。

マンガと解説がセットだから、楽しみながら読み進められます。「DMP」「MA」といった最新のデジタルマーケティングの専門用語もしっかりフォロー。著者の実体験やインタビュー取材にもとづく実践的なノウハウが満載で、Webだけではないマーケティングの基本がわかります。

春からデジタルマーケティングの担当になった方や、デジタルマーケティングの全体を体系立てて整理したい方、「今さら基本的なことは聞きにくい」という方におすすめです。

プレゼント応募の際の、Web担当者Forumの書籍紹介ページより抜粋

Webって、アルファベットの頭文字の言葉とかたくさんあって、とても難しく感じるし、どんどん新しいものが出てくるので、ついて行くのが大変って思います。(ついて行けてない・・・と思うけど。。。)

「Webマーケティング」と言われていたものが「デジタルマーケティング」と表現の仕方が変わってしまったり・・・と、何となく頭がごちゃごちゃになりそうなのを、本書で絡まった糸を解きほぐしながら・・・ゆっくり理解を深めていく感じで読んでいきました。

マーケティングの定義

  1. 売上が上がるための戦略、考え方、それを実現させるための仕組み・施策・運用手段のすべて
  2. 顧客ニーズへの適合と競争優位を構築する活動
  3. 売れ続ける仕組みづくり
  4. お客様に買いたい気持ちになっていただくこと

企業活動そのもので、経営者の意志や意図が大きく反映される・・・>経営者目線になって考えてみる。
本書のマーケティングの定義「売上が上がるための戦略、考え方、それを実現させるための仕組み・施策・運用手段のすべて

こんな「マーケティング」についての説明から、本書は始まります。

「KPI」なしに語れない「マーケティング」

「KPI」(Key Performance Indicator)・・・重要業績評価指標
「KGI」(Key Goal Indicator)・・・重要目標達成指標

・・・などなど、よく聞く言葉です。これらを決めて、最終目標(売上の達成など)に向かって検証したり、次の策を講じたりします。

とはカンタンに言っても、いろんな数値が出てくると混乱します。

ここで、実例を紹介しながら、「KPIの設定」について詳しい解説がされています。

業種、業態、商材、サイトによってのKPIとしてのCVRの策定の違い・・・「セッション数」だったり「UU(ユニークユーザー)数」だったりも、マンガと解説されています。

例えば・・・。
マンガの中に出てくる一洋ホームのCVR計算式は「登録者数÷UU」となっていました。
キャンペーンのゴールがWebページからモデルルームに申し込むという【人数】が単位となっていることから「UU数」を使う、ということですんなりと理解できました。
その他にコラムで、ECサイトだったり保険会社だったりと、違うパターンも解説されていて、様々なケースがあることがわかります。

お客様はどこからやってくるのか?-アクセス解析でここまでわかる!Web広告と検索エンジン経由のあれこれ

Googleアナリテクスの画面「集客」メニューの中で

  • Direct(ダイレクト)
  • Referral(リファラル、またはリファラー)
  • Branded Paid Search(ブランドペイドサーチ)
  • Generic Paid Search(ジェネリックペイドサーチ)
  • Display(ディスプレイ)
  • Organic Search(オーガニックサーチ)

・・・というのがあります。
これらの構成・割合で、そのサイトの来訪元・お客様の興味関心の強さを知ることができます。
これらを見て行くと・・・強みや問題点、これからの対策のヒントがわかります。

本書の中で、いくつかのパターンを紹介されているので、このような読み解き方があるんだ・・・というのが理解できて面白かったです。

感想など

Webマーケティング(デジタルマーケティング)って何?っていうところから入れるので、入門書として最適な本だと思います。

実際、マンガだけで読んでいても違和感なくサラっと読める・・・5歳の甥っ子がマンガだから(まだ理解できないのに)面白そうにパラパラと眺めて楽しんでいました。
それくらい読みやすい本だと思います。

マンガを読んでいて、少し理解を深めたいと思ったら・・・解説やコラムの部分を集中して読めば、すごく深い内容が実例とともに書かれているので、とてもわかりやすかったです。

最新の内容にアップデートされているので、今学びたいと思っている人に最適なものになっていると思います。

マンガでわかるWebマーケティング シーズン2―Webマーケッター瞳の挑戦! 」も書籍で読みたいので、後日購入予定です。

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Resound Web Lab
Resound Web Lab 代表。 福岡県北九州市で、Web制作サポート・運営指導、女性の起業支援、カウンセリングをしています。 お客さま「らしさ」を引き出し、人とひと・人とモノを繋げていきます。 このサイトでは、Webの技術的な情報や、ご自身で情報発信をされる方に向けて、記事を更新しています。